2018年4月19日

プリント配線板の呼び方

プリント基板には当然ですが、正式名称があります。
しかし、色々な略称で呼ばれており結構、話が食い違う事があります。
ここで簡単にまとめてみます。

プリント配線板 (printed wiring board)
電子部品がはんだ付けされていない配線だけの板をさします。
この‘プリント配線板’が正式名称となりますが、これが色々な呼び方をされています。
プリント基板、基板、プリント板、P板、生基板、生板、PWBなどがあります。

プリント回路板 (printed circuit board)
プリント配線板に電子部品が半田付けされ、電子回路が形成されている状態の
物をさします。
これも‘プリント回路板’が正式名称ですが、色々な呼ばれ方をされています。
ベアボード、ユニット、実装基板、アッセンブリ―などです。

更にやっかいなのは、プリント配線板とプリント回路板を混同して使っている場合です。
プリント基板と言って、プリント回路板の事を言っている場合も多々あります。
正式な用語でやりとりをすれば良いのでしょうが、この様な状態ですから、時々話が食い違う事もあります。
ちなみに、電子業界の‘キバン’は基盤ではなく基板です。
これも混同していますね。

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